2024年6月29日〜7月2日 4th ILCE
2024年6月29日〜7月2日 4th International Leather Craft Exhibition (ILCE) が
東京・大崎のO美術館で行われました。
2024年6月28日 搬入・展示作業
今回も前日に運営委員の皆様の手によって、入選者の皆様の力作が綺麗に展示されました。
回を追うごとにスムーズになって行き、ただただ感謝です。
慣れている方々に初参加の方々も加わっていただき、革仲間の輪が広がって行きます。
2024年6月29日 会期初日
そして迎えた初日。
11時のオープン前からたくさんのお客様にお並びいただく事態に。
ILCEも徐々に認知していただいているのを実感し嬉しい限りです。
あっという間に大賑わいの館内。まだ午前中です。
日本人初のILCE大賞受賞者となった北崎厚志さんの作品。
海外のコンテストと違って、ILCEは作品の魅力を最大限引き出すための展示方法を考えているのを感じていただけるかと思います。
作品だけでなく協賛各社様のブースも常に賑わっていました。
とても興味深い材料や道具がたくさん展示されていて実際にお話を聞ける貴重な機会となりました。
夕方には再び、来館者のピークが訪れ夜の表彰式&交流会へと続いて行きました。
2024年6月30日 生皮クラフト講習会
2日目には、恒例となっているILCEスペシャル講習会が会場の一角で行われました。
今回は里川かほる先生による生皮クラフトです。
レザークラフト経験者でもなかなか馴染みのない素材だけあって注目度が高く、終日大盛況でした。
小さなお子様から大人までその場ですぐ楽しめて作品を持ち帰れるのは嬉しいですね。
予想を上回る反響でした。里川先生、お疲れ様でした、ありがとうございます。
2024年7月1日 ILCE de びじゅトーク
会期3日目、比較的静けさを取り戻す月曜日に今回は初の試み「びじゅトーク」を開催しました。
都内各所の美術館やギャラリーで、対話型鑑賞「びじゅトーク」を開催している「あーとりうむ」の皆様をお招きして、アート鑑賞には興味あるけれどレザークラフトにまだ馴染みのないという方々にアプローチできればと企画しました。
こちらも、若者から年配の方、レザークラフト経験者から未経験者まで、実に幅広い層の方々に参加していただきました。
一方的な解説ではない「対話型鑑賞」は、他の参加者の意見を聞くことで新たな解釈がどんどん広がっていき、作者の意図を深掘りするだけでなく、思いもよらない転がり方をしたり、発見の連続でとても面白いものです。
今後も企画して行きますので、「びじゅトーク」まだ未体験の方はぜひご参加ください。
「あーとりうむ」の皆様、ありがとうございます。
「革とレザークラフト 初歩のあれこれ」
そんな「びじゅトーク」の技法解説コーナーで活用するために今回、理事一同で気合い入れて制作したのがこの「革とレザークラフト 初歩のあれこれ」という説明の幕です。
前々から、そういった解説があればよりILCEを楽しんでいただけるかなと思っていたのですが、「びじゅトーク」がきっかけで作ることができました。
会期中はずっと展示してありましたが、多くの方が足を止めて読んでくださり本当に良かったなと思いました。
今後のILCEはもちろん、いつもお招きいただいているイベント「本日は革日和♪」でも巡回展示していますので、この幕をご覧になった方がレザークラフトに興味を持っていただけましたら幸いです。
2024年7月2日 最終日&図録販売のこと
あっという間に4日目、最終日です。この日はイベントこそありませんでしたが、最後までたくさんのお客様にご来場いただき、また図録も会期中通してたくさんご購入いただきました。
図録は今回よりデジタル書籍も同時発売し、紙の書籍は限定数を超えたら受注生産という形になっていたのですが、当初の予想を上回る数で紙の書籍をご購入いただきました。
現在は、数量限定ではありますが即納可能となっていますので、ぜひJLCAのBASEからお求めいただければと思います。
2024年7月3日 搬出
ということで、おかげさまで4th ILCEは無事に終了いたしました。
翌日の搬出は、運営委員の皆様の手によって展示作業と同様、というかそれ以上にスムーズに進み、何もなくなった館内で集荷を待ちながらミニ理事会(?)が開かれるほど。
次回に向けた様々な前向きな提案が出され、来シーズンへとつながっていくのでした。
次回はおかげさまで、第5回の記念大会です!
より多くの出展者様とご来場者様でILCEを作っていけるよう、準備をしてまいります。
奮ってご参加ください。